この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- 米国株式 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
現在の資産合計は、約 4066 万円です。
運用実績:概要
運用実績:詳細
積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY で、IVV を購入しています。
IVV の購入単位が 約 51kJPY となるため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
今月はボラティリティの大きい、市場から資金が流出した相場でした。
ナスダックがわずか1週間で1兆ドルを失っています。
下落のスピードが非常に早く、相場に割安感があったため、1,000kJPY 分の IVV を追加購入しました。
久しぶりのスポット買いをしたよ。
2022 年は FOMC による利上げを予定していることから、上値の重い相場になることが予想されています。
自分自身のリスク許容度を上げるため、現金を多めに持っておきたいと考えています。
ドル円チャート (USD/JPY)
次に、ドル円チャートを見てみます。
最近のドル円は、113 円台から 116 円台をふらふらとしています。
私の金融資産はドル建てのため、ドル円の影響を強く受けます。
今年はドルの利上げが予定されていることから、さらにドル高が加速しそうに思えます。
株安でもドルが強ければ、そんなにダメージないんだよね。
ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)
ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、青色が DXY、赤色が JXY です。
ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。
これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。
1 月は、 DXY の上昇と JXY の下落が同時に進みました。
直近5年間の最安値を破りそうな勢いで、円安が進んでいます。
他の国が利上げしている一方で日本は利上げしないから、相対的に円の価値が下がっているよね。
円の実質実効レートは、50 年来の安値になっているようです。
円の価値がどんどん低くなる・・・。
S&P500 チャート
昨年の 12 月に最高値を更新した S&P500 は、1 月に大きく下落して 200 日移動平均線を割り込みました。
何回かリバウンドを繰り返しているため、2 月以降は上昇に転じそうに見えます。
コロナショック以来の200日移動平均線割れだったよ。
経済・政治ニュース
- FRB タカ派転換で世界経済は支え失う恐れ-量的引き締めが迫る市場
FRB タカ派転換で世界経済は支え失う恐れ-量的引き締めが迫る市場
最近はこの話題ばかりですね。
Bloomberg の記事によると、米連邦準備制度理事会 (FRB) のパウエル議長のタカ派転換で、金融市場の想定よりも早期に利上げすることが鮮明になったとのことです。
逆に世の中が利上げムードだから、相場は下がりづらいような気もするんだけど。
まとめ:短期的な下落に備える
ここ1年くらい、短期方針は変わっていません。
自分で決めたルールにしたがって、積立投資を続けています。
2021 年まで、新型コロナによる経済低迷や、インフレ率上昇などの不安要素はありましたが、極端な金融緩和によって、米国相場は大きく上昇しました。
一方で、2022 年はテーパリングの終了と金利上昇が予定されているため、ボラティリティが高くなることが予想されます。
早速、 1 月はナスダックが最大 15% 下げるような、波乱の幕開けとなりました。
ただ、本格的な下落局面はまだ先と考えています。
そのため、現金を持ちつつ、積立投資を行うことが 2022 年2 月の短期的な方針となります。
買い時はもう少し先だと思うんだよね。
ご参考になりましたら幸いです。
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