【資産実績】2023年8月 (＋54万円)

この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。

過去の資産実績は、こちらをご覧ください。

投資目的・方針

私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は米国株式インデックスへの長期積立を主軸としています。

投資目的、方針の詳細は、こちらをご覧ください。
》“となりの億万長者” の投資目的と方針

資産の運用実績

現在の資産合計は、約 5743 万円です。

概要

金融資産の内訳

運用実績

詳細

今月も変わらず、約 22.5 万円を米ドルへ換えて VTI へ積立投資しています。
また、先月と同じく TLT の買い増しを行いました。

TLT は BlackRock 社から提供されている、残存期間が 20 年以上の米国国債で構成される指数と同等水準の投資成果をめざす ETF です。

理論的には、残存期間が長ければ長いほど、金利の低下で債券の単価は上がります。

直近 1 年くらいで金利低下が見込まれることから、TLT はインカムゲインではなく、中短期のキャピタルゲイン狙いで購入しています。

リセッション局面の株式が下落するタイミングで、TLT の売却を予定しています。

ドル円チャート (USD/JPY)

次に、ドル円チャートを見てみます。

8 月のドル円は 140 円台に上昇しています。
上昇トレンドの中にいるため、円安ドル高がまだまだ進みそうにも見えます。

ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)

ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、青色が DXY、赤色が JXY です。

ドルインデックスは、複数の主要通貨に対するドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。

つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。

これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。

このチャートから、DXY はあまり変わらず、JXY がじわじわ下落していることがわかります。

S&P500 チャート

S&P500 のチャートは、3 月に底値をつけたあと、するすると上昇していき、4500 ポイントを超えています。

８月は約 5% 下落しましたが、月末になって戻しました。

市場ではリセッションによる下落を予想していましたが、今のところ、その予想は大きくハズレています。

経済・政治ニュース

誰も恐れていないリセッション、米国債利回り急上昇で年内到来も

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誰もがリセッション（景気後退）は訪れないと考え始めた矢先、長期の米国債利回りが上昇を始めた。これは全ての借り手にとって悪いニュースであり、先送りされていた信用サイクルの痛みを伴う局面をもたらすだろう。言い換えれば、市場が「来ない」ことに賭け...

www.bloomberg.co.jp

今、多くの投資家が債券市場に注目しています。

誰もがリセッション (景気後退) は訪れないと考え始めた矢先、長期の米国債利回りが上昇を始めたことに、記事では注目しています。

利回りの上昇は、市場が「来ない」ことに賭けている景気縮小が始まる可能性があることだからです。

年初には 2023 年に景気が緩やかに減速し、株式は一時的な弱気相場になると考えられていましたが、現時点の米国経済は力強さを増しているように見えます。

超過リターンが平均へと回帰すると考えれば、想定よりはるかにひどいハードランディングと、深刻な景気減速の条件を整えてしまった、と記事では述べています。

さらに興味深いことに、記事の筆者は (無意味に思える) リセッション時期を予想しており、おそらく 2023 年後半になるだろう、と言っています。

まとめ：積立投資を続けつつ、下落局面で買い増しをする

今年の米国株は力強いチャートになっているため、買い増しのタイミングが難しいですし、私の現金余力も今はありません。

一括投資を行うタイミングは、こちらの記事をご参考ください。
》どっち？ 積立投資 vs 一括投資【実例あり：組み合わせて併用する】

そのため、毎月変わりませんが、積立投資を続けることが 2023 年 9 月の短期的な方針となります。

ご参考になりましたら幸いです。