この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- S&P500 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
現在の資産合計は、約 3615 万円です。
運用実績:概要
運用実績:詳細
積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY (≒2025USD) です。
ETF の購入金額が変動するため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
購入は毎月の積立のみで、スポットでの積極的な買い増しは行っていません。
相場が過熱感を持っているように見えるので、しばらくは様子見をするつもりです。
6月はゴールドが円ベースで -7% と大きく下落しました。
これは、FRB が利上げを示唆したことから、インフレ相場の終了が予想されたためです。
インフレが終了して現金の価値が上がると、相対的にゴールドの価値は下がります。
ゴールドはそろそろ売り時かな。
また、6月は配当金 916USD (≒101kJPY) が手に入りました。
配当金は使い道がないから、再投資に回すよ。
ドル円チャート (USD/JPY)
ついに今月、1ドルが 111 円を突破しました。
2020 年 3 月、昨年のコロナショック以来、1年3か月ぶりのことです。
このグラフは、上段がドル円チャート、下段がドル円とゴールド (GLD) との相関係数をあらわしています。
相関係数は「関係性」のような意味で、1.0 で同じ動き、-1.0 で逆の動き、0 で関係のない動きをするくらいの感覚で問題ありません。
FRB によりドルの利上げが予想されたため、6月はドルの価値が上がりました。
グラフ下段の相関係数から、最近の傾向として、現金の価値が上がるとゴールドは逆に価値が下がることが分かります。
ゴールドはやっぱり売り時だね。
S&P500 チャート
6月の S&P500 は、わずかに落ち込むタイミングはあったものの、結果的には上昇して史上最高値を更新し続けました。
半年で 15% も上昇したから、そろそろ本当に調整が入りそう。
経済・政治ニュース
- アメリカの6月の雇用統計、市場予想を上回る
- FRB バランスシート (総資産) 、はじめて8兆ドル突破
アメリカの6月の雇用統計、市場予想を上回る
今のアメリカでは、業種によっては深刻な人手不足が起きています。
国の手厚い失業者対策が、労働者の働く意欲を低下させているとも言われています。
不労所得、なんてうらやましい・・・!
急速な景気回復により、働かない労働者を働かせるため、賃金が上昇しています。
また、それにともなって消費者物価指数も、高い水準に上昇しています。
インフレの強まりを抑制するため、早期の利上げが予想されたことから、6月のドル円は上昇しました。
FRB バランスシート (総資産) 、はじめて8兆ドル突破
米連邦準備委員会 (FRB) のバランスシート (総資産) が、はじめて8兆ドルを超えました。
FRB は日本の中央銀行にあたり、現金の供給をコントロールすることができます。
つまり、FRB のバランスシートが増加していることは、現金の供給が増加していることを意味します。
このグラフが、FRB のバランスシートです。
コロナショック前とくらべて2倍に膨れ上がっており、多くの現金が市場に流れ込んだことを示しています。
これだけお金が流入したら、金融資産は上昇するよね・・・。
まとめ:短期的な下落に備える
2021 年 7 月の短期方針
引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う
下落局面が来ないので、何もやっていませんが、今月も同じ方針です。
先月とまったく状況は変わっていません。
- 米国株式市場は、今月も最高値を更新!
- 私のポートフォリオは、毎月含み益が増加!
こんなときは、追加の投資を控えて、おとなしく現金を貯めます。
今年はこの傾向が続きそうだけど、市場が割高だから、追加投資は難しいね。
先月と同じように、今月も引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しする準備をしておくことが、 2021 年 7 月の短期的な方針となります。
ご参考になりましたら幸いです。
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