この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- S&P500 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
現在の資産合計は、約 3000 万円です。
運用実績:概要
運用実績:詳細
積立投資の資金は、毎月変わらず 2150USD(≒ 225kJPY)です。
ETF の購入金額が変動するため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
また、ゴールドを 約 100 万円、試しにスポットで購入しました。
コロナショック後、現金供給が増え続けていることと、割安感のあるチャートパターンだったことが購入の理由です。
こちらの記事の中で、ゴールド投資のメリット・デメリットを紹介しています。
最近の株式市場に過熱感があることから、短期的な下落を予想しています。
そのため、ゴールドには株式の下落局面で、クッションになってくれることを期待しています。
しかし、下心いっぱいで購入したゴールドでしたが、月末の下落局面では、株式と同様にゴールドも下落してしまいました。
株式とは関係なく、コモディティ全体が下落したことに引きずられているかもしれません。
ちょっと期待外れかな・・・。
ドル円チャート (USD/JPY)
ドル円 (USD/JPY) チャートは、分子がドル (USD) 、分母が日本円 (JPY) になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとドル円は上がって、日本円の価値が上がるとドル円は下がります。
2020 年のドル円チャートは、非常に強い下落トレンドを示していましたが、1月になってからは一転、上昇が始まっています。
2020 年のトレンドラインから飛び出したように見えるため、短期的には上昇がしばらく続くかもしれません。
どのくらいの期間、この上昇が続くのかが、次のポイントになりそうです。
ドル円とゴールドの相関性
このチャートの下側は、ドル円とゴールドの相関係数を示しています。
最近のドル円とゴールドは、負の相関が強いです。
つまり、ドル円が上昇すると、ゴールド価格は下がる傾向にあります。
今のドル円に上昇トレンドがあるため、今月買ったばかりのゴールドは、しばらく下落が続きそうです。
長期的にはホールドを継続するよ。
S&P500 チャート
S&P500 は、月末になって急落しました。
債券の利回りが上昇しているため、株式にネガティブな心理が働いたとは言われていますが、単純に割高で売られただけな気もしています。
もう少し下落が進めば、買い増ししても良いかもしれません。
経済・政治ニュース
- テスラがビットコイン 15 億ドル購入
- 米国債、長期金利上昇
日経平均 1202 円安、過去 10 番目の値下がり幅
今月、大きなニュースはあまりなかった印象です。
テスラがビットコイン 15 億ドル購入
テスラのイーロン・マスクが、ビットコインの積極的な支持を明らかにすると急上昇して、その後 Twitter のコメントで急落しました。
短期間で 1 ビットコイン 58,200 ドル ⇒ 44,400 ドル (-23%) の下落幅です。
1企業の社長がツイートしただけで、20% 以上も変動する資産への投資って、もはやギャンブルだと思います。
ビットコインは、実体のない、チューリップ相場のような不安定さを感じちゃうんだよね。
米国債、長期金利上昇
今、急ピッチで米国債の金利が上昇しています。
金利が上昇すると、相対的に株式投資のうまみが薄くなるため、株式市場は下落します。
こうした金利上昇と、過熱感の増した市場に不安を感じた投資家の心理が、月末の急激な下落を引き起こしたと考えています。
そうなると、次に気になるのが、この金利上昇がいつまで続くか、というところだと思います。
現金を供給しすぎていて、ドルが通貨としての信用を失いつつあるのであれば、しばらくこの金利上昇は続くと考えられます。
長期投資の場合、短期的な下落相場は買い増しのチャンスとなるので、引き続き「待ち」のスタイルは継続していきたいと思います。
現金を準備して、気長に市場が下落するのを待っているよ。
まとめ:短期的な下落に備える
2021 年 3月の短期方針
引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う
今月、ようやく下落相場の兆候が見えてきました。
米国市場は全体的に過熱感が出ているため、まだまだ下げられる余地を残していそうです。
引き続き、待ちのスタイルを継続していくよ。
先月と同じように、今月も引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しする準備をしておくことが、 2021 年 3 月の短期的な方針となります。
相場に変化がないから、投資方針も変化がないよ。
そういえば、運用資産の1ヵ月の価格増減を、先月から記事タイトルへ書くようにしました。
目的は、毎月ごとの資産の増減を、数字として具体的に認識するためです。
運用資産が少しずつ大きくなっているため、市場の暴落時、短期間の損失は 1000 万円を超えることが予想されます。
その損失に対して、どのような感情が働くのか、自分自身のリスク許容度を興味深く記録していきたいと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
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