この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
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私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- 米国株式 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
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現在の資産合計は、約 3742 万円です。
運用実績:概要
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運用実績:詳細
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積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY (≒2010USD) で、IVV を購入しています。
ETF の購入単位が 約 49kJPY ごととなるため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
購入は毎月の積立のみで、スポットでの積極的な買い増しは行っていません。
相場が過熱感を持っているように見えるので、しばらく様子見をしています。
9月は久しぶりに S&P500 指数が下落しました。
また、月末にかけてボラティリティの高い相場が続いているため、10月も引き続き下落する相場になりそうです。
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最近は相場が上がりすぎていたから、来るべきときが来たって感じかな。
ドル円チャート (USD/JPY)
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最近は1ドル= 109 円~ 111 円のボックス相場が続いていましたが、9月はスルスルと 112 円まで上昇するタイミングがありました。
ただ、そのあとは 111 円前後に落ち着いています。
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米国株式へ投資しているからドル高円安が好ましいけど、またボックス相場に戻りそう。
ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)
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ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、オレンジ色が DXY、青色が JXY です。
ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。
これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。
このチャートからは、9月はドルインデックス (DXY) が、約 2% も上昇したことがわかりました。
円インデックス (JXY) は、変わらず弱い動きです。
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ドルを市場に供給し続けているはずなんだけど、全然ドルは下がらないね・・・。
S&P500 チャート
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9月の S&P500 は月末にかけてボラティリティの高い相場でした。
1日で 1% 以上の乱高下を繰り返しており、10月にもこの相場を持ちこす雰囲気が感じ取れます。
結局、9月は終値ベースで約 5% の下落となりました。
ここまで下落したのは、2020年 9~10月以来となります。
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まだ高いから、もう少し下落するまで様子見かな。
この下落は、長期金利の急激な上昇が背景にあります。
10 年物米国債利回りの上昇
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FRBのパウエル議長が量的緩和縮小に言及した、9月23日から急激に国債利回りが上昇しています。
- 量的緩和の拡大 で上昇した相場が、
- 量的緩和の縮小 で下降する
のは、自然の流れだと思います。
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まだまだ S&P500 は高いから、下げる余地があると思うよ。
経済・政治ニュース
- FRB、量的緩和縮小 11月にも決定 利上げも前倒し示唆
- 中国恒大集団、負債総額 33兆円
FRB 量的緩和縮小 11月にも決定 利上げも前倒し示唆
![](https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO1076190022092021000000-1.jpg?ixlib=js-3.8.0&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&w=1200&h=630&fp-x=0.63&fp-y=0.42&fp-z=1&crop=focalpoint&s=a96d17963a901f86c23545c04c5f3e91)
米連邦準備理事会 (FRB) のパルエル議長は、量的緩和縮小 (テーパリング) の開始を 11月に決定する見通しを示しました。
また、テーパリングの終了時期にも言及しており、「来年半ば」までに終えるのが適当との見解を示しました。
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こちらは、FRB 保有資産残高と S&P500 の推移を示したグラフです。
2013年~2014年に実施したテーパリングに着目して、S&P500 と比較しています。
このグラフから、テーパリングを実施している期間では、相場の暴落は発生していないことがわかります。
一方で、S&P500 が不安定になったのは、テーパリングを実施したあとです。
つまり、経験的にはテーパリングが行われたあとに、相場の下落する可能性が高いということになります。
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このグラフからは、リーマンショックのときに資金注入が遅かったことも読み取れるよね。
中国恒大集団、負債総額 33兆円
中国恒大集団の負債が 33兆円の負債を抱え、最近の中国では最大級となる破綻をおこす可能性がでてきました。
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33兆円て。あまりにも金額が大きすぎて、規模感が全然わからないよ。
早速、「あくまで中国の不動産業の問題」(日銀の黒田総裁) 、「中国固有の問題」(FRB のパウエル議長) とコメントが発表されました。
そのため、巷のアナリストの中では、「リーマン・ショックのような金融危機はおきない」とされています。
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楽観論が多いのが気になるんだよね。
引き続き、注意が必要だと思います。
まとめ:短期的な下落に備える
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2021 年 10 月の短期方針
引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う
9月は月末になって、相場のボラティリティが高くなってきました。
最近の S&P500 は上昇のペースが非常に速かったことから、調整局面になっても不思議ではありません。
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金融資産が数千万円になると、1日で数十万円の変動なんだよね・・・。当たり前だけど。
相場が下落して、購入してもよさそうな値ごろ感になったら、スポットで投資しようと考えています。
したがって、先月と同じように、引き続き積立投資を行いつつ現金を貯めることが、 2021 年 10 月の短期的な方針となります。
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やることないけど、資産は順調に増えているから問題ないね。
ご参考になりましたら幸いです。
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