この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
過去の資産実績は、こちらをご覧ください。
投資目的・方針
私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は米国株式インデックスへの長期積立を主軸としています。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- 米国株式インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらをご覧ください。
》“となりの億万長者” の投資目的と方針
資産の運用実績
現在の資産合計は、約 4651 万円です。
概要
金融資産の内訳
運用実績
詳細
今月も変わらず、約 22.5 万円を米ドルへ変えて VTI へ積立投資しています。
8 月も先月に引き続き、ボラティリティの高い相場でした。
年初来から続く米国株式の相場の悪さを、円安がカバーしている状況です。
また、今月は ジャクソンホール会合でパウエル議長が講演を行いました。
9 月にも大幅な利上げを実施することが示唆されたことから、相場は大きく下落しました。
しばらく株価の下落が続くかもね。
ドル円チャート (USD/JPY)
次に、ドル円チャートをみてみます。
8 月のドル円は、130円付近まで下落したあと、上昇に転じて、139 円付近になっています。
最近の為替はボラティリティが大きいよね。
米国の利上げが進む一方で、日本は利上げに消極的です。
ドル円チャートは 50 日移動平均線にタッチしたあと、さらに円安が進んでいます。
ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)
ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、青色が DXY、赤色が JXY です。
ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。
これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。
8 月は、DXY の上昇と JXY の下落が継続しています。
日米の金利差は大きいから、長期的に円安ドル高は続くと思うよ。
S&P500 チャート
年初から下落し続けてた S&P500 は、8 月にピークしたあと、200日移動平均線にタッチして下落に転じています。
今回のベア相場は長期戦になりそう・・・。
経済・政治ニュース
- 米CPIは予想以上に減速、エネルギー価格低下-利上げ圧力緩和
- パウエル議長、高金利維持する可能性高いと示唆-転換期待裏切る
米CPIは予想以上に減速、エネルギー価格低下-利上げ圧力緩和
7 月の米消費者物価指数 (CPI) は市場の予想以上に鈍化しました。
これにより、利上げ圧力が緩和したと市場は受け止めたようです。
CPI はピークアウトしたかもしれませんが、まだまだ高い水準です。
2% 付近まで下がるのは、いつになることやら・・・。
パウエル議長、高金利維持する可能性高いと示唆-転換期待裏切る
市場はパウエル議長の発言に踊らされているようです。
上の記事で書かれていたように、2023 年には金利が下がると市場は期待をしていました。
しかし、ジャクソンホールでの会合で、パウエル議長は「景気抑制的な政策スタンスを一定期間維持する」と改めて明言しました。
これにより、株価は下落に転じ、ベア相場が長期化する可能性が高くなっています。
個人的には、がっつり利上げして、早くインフレを退治してほしいなぁ。
まとめ:積立投資を続けつつ、下落局面で買い増しをする
- 積立投資を継続する。
- 下落局面で買い増しをする。
今の米国株は、将来がまったく読めません。
インフレを抑制するため、リセッションの最中に利上げを行った 1970年後半の「ボルカーショック」が再びやってくるとも言われています。
そのため、長期的には自分で決めた方針を変えることなく、積立投資を続けます。
また、どこまで下げるかわかりませんが、株価急落の場面では買い増しを考えています。
このことから、積立投資を行いつつ、株価の急落局面で買い増しすることが 2022 年 9 月の短期的な方針となります。
ご参考になりましたら幸いです。
円安でかなり助かっているよ。
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