この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- S&P500 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
現在の資産合計は、約 3407 万円です。
運用実績:概要
運用実績:詳細
積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY (≒2067USD) です。
ETF の購入金額が変動するため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
購入は毎月の積立のみで、スポットでの積極的な買い増しは行っていません。
相場が過熱感を持っているので、しばらくは様子見をするつもりです。
積立金額を除くと、資産価値は約 100 万円 (≒2.9%) 上昇しました。
相場は過熱していましたが、Sell in May (5月に売れ) のアノマリー通り、4月は上昇して終わりました。
そろそろ下げると思ったけど、相場の予想なんて当たらないものだよね。
ドル円チャート (USD/JPY)
ドル円 (USD/JPY) チャートは、分子がドル (USD) 、分母が日本円 (JPY) になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとドル円は上がって、日本円の価値が上がるとドル円は下がります。
2020 年のドル円チャートは、非常に強い下落トレンドを示していましたが、1月になってからは一転、急激に上昇しました。
しかし、4月に入って、若干の調整が入っているように見えます。
それでも、まだまだドル円は上がりそう。
ドルインデックス (DXY), 円インデックス (JXY)
ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと日本円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたものです。
緑と赤のローソク足が DXY、青色の実線が JXY です。
ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。
円インデックスにも、同じ考え方が使えます。
このチャートを見てみると、2021 年は1月~3月の3ヶ月間で、日本円の価値が約 6% も急に低下したことが分かります。
また、ドルと円は直近の6ヶ月間では、逆相関となっています。
急激な円安が、立ち止まったように見えるね。
ただ、4月後半でチャートの方向性に変化があるように見えるため、5月は円安ドル高が進むかもしれません。
S&P500 チャート
S&P500 は、一貫して右肩上がりの上昇をしています。
4月に入ってすぐ、初めて 4000 ポイントを突破した後、S&P500 は史上最高値を更新し続けました。
どこまで上がり続けるんだろう・・・。
経済・政治ニュース
- アルケゴス損失の拡大
- SBI 証券、株取引の手数料を無料化、まずは25 歳以下から
アルケゴス損失の拡大
3月末、史上最大のマージンコール (証拠金請求) により、アルケゴス・キャピタル・マネジメントがたった数日で 200 億ドルの損失を発生させました。
アルケゴスは銀行からの証拠金請求に応じられず、レバレッジを効かせた株式ポジションの精算に追い込まれました。
短期間で巨額の株式が売却されて株価が下落したことにより、クレディ・スイスは約 55 億ドル、野村ホールディングスは約 3077 億円の損失を生じさせています。
アルケゴスは、6~8倍のレバレッジをかけていたとのことで、非常にリスクの大きい取引を行っていたことが推測できます。
経験の浅い個人投資家であれば、よく聞く話だけど、金額が大きい!
ここから学ぶことは、「都合が良いときや、調子が良いときに油断をしない」ということだと思います。
これは、ビジネス、勉強、投資、人生の全てにおいて当てはまります。
また、逆に調子が悪いときは必ずやってきます。
そのため、調子が良いときは、悪いときに備えて準備をすることが重要です。
投資においては、調子が良いときに現金を準備しておくことになると思います。
人生の調子が悪いとき、少しだけ背中を押して強気になる。
一方で、調子が良いときは、少しだけ引っ込める。ここがポイントです。
慢心するのはダメだし、弱気になりすぎるのもダメってこと。バランスが大切。
SBI 証券、株取引の手数料を無料化、まずは25 歳以下から
4月20日、SBI 証券は 25 際以下の顧客を対象に、国内株式の売買手数料を実質無料化すると発表しました。
これまでは1日の売買代金が 100 万円までの売買手数料を無料としてきましたが、この制限をなくすとのことです。
さらに、SBI 証券の発表後に松井証券と岡三オンライン証券も、25 際以下を対象に国内現物株の売買手数料の撤廃を発表しました。
今後、業界全体で手数料が安くなる動きになりそうです。
長期投資している人にとっては、あまりメリットないけどね!
まとめ:短期的な下落に備える
2021 年 5 月の短期方針
引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う
コロナショックの後、S&P500は連日のように最高値を更新していて、ますます過熱感が強まってきました。
私のポートフォリオでも、毎月含み益が増え続けています。
こんなときは、追加の投資は控えて、現金を準備することが大切です。
長期投資って、やることなくてヒマだから、他の投資に手を出したくなるんだよね。
先月と同じように、今月も引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しする準備をしておくことが、 2021 年 5 月の短期的な方針となります。
相場に変化がないから、投資方針も変化がないよ。
ご参考になりましたら幸いです。
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