この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- S&P500 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
現在の資産合計は、約 3633 万円です。
運用実績:概要
運用実績:詳細
積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY (≒2055USD) です。
ETF の購入単位が 約48kJPY ごととなるため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
購入は毎月の積立のみで、スポットでの積極的な買い増しは行っていません。
相場が過熱感を持っているように見えるので、しばらくは様子見をするつもりです。
積立投資分を除くと、7月のパフォーマンスは久しぶりのマイナスになりました。
とはいえ、資産の大部分がインデックス投資なので、特に何もやっていません。
最近、資産増加のスピードが鈍ってきたよ。
7月は小刻みな値動きで、調整局面に入ってきた相場感でした。
FOMC が利上げを示唆してから、少しずつ金融緩和相場が終わりつつある雰囲気が伝わってきます。
そのため、中短期的にはゴールドの価格が下がりそうに思えたことから、手持ちの GLDM を全て売却して現金にしました。
だいたい、+2万円ほどの利益です。
ゴールドは 2021 年 2 月に購入してから、 約半年間持ち続けましたが、予想に反して良いパフォーマンスを得られませんでした。
リターンは良くなかったけど、ゴールドのチャートを知ることができたから、収穫はあったよ。
なお、上の方で貼り付けてあるスクリーンショットは、売却からのタイムラグでゴールド売却による現金収入を反映していません。
ドル円チャート (USD/JPY)
今月は1ドルが 111 円を突破したあと、じりじりと下がり続けて 109 円台で推移しています。
109円~111円のボックス相場だね。
ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)
ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、赤色が DXY、青色が JXY です。
ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。
円インデックスにも、同じ考え方が使えます。
このチャートからも、特に大きな動きがなかったことがわかります。
7月は株式だけじゃなく、FX も夏枯れ相場だったね。
S&P500 チャート
S&P500 は、7月中旬に約 3.5% の急落がありました。
このまま下がり続けるかな?と思いましたが、そのあとは反発して最高値を更新し続けています。
相場がまだまだ強い・・・!
とはいえ、永遠に上がり続ける相場は存在しないので、いずれ大きな下落があると予想しています。
経済・政治ニュース
- 米失業保険申請件数、コロナ禍以降の最低更新
- 中国民間教育業界、新規制で株価急落
- ふるさと納税 (寄付金控除) の申告手続きが簡素化
米失業保険申請件数、コロナ禍以降の最低更新
少しずつ低下しているとはいえ、失業保険の申請件数が下げ止まってきました。
失業保険の上乗せ給付が雇用を抑制しているように見えるため、多くの州で上乗せ給与の打ち切りが相次ぐと思われます。
そして、失業保険の申請数が改善すると、経済の回復が強まるってことだね。
中国民間教育業界、新規制で株価急落
中国政府が学習塾の非営利化を義務付ける方針を示したことを受けて、香港や米国に上場している教育サービス企業の株価が急落しました。
個別株で見ると、80% もの下げ幅に達した企業もあります。
まさに、中国株への信頼が低下した瞬間でした。
政治リスクが強いから、中国企業へ投資するのは難しいんだよね・・・。
ふるさと納税 (寄付金控除) の申告手続きが簡素化
令和3年分の確定申告から、ふるさと納税の申告手続きが簡素化されます。
今まで「寄付金の受領書」 が確定申告のときに必要だったものが、特定事業者が発行する「寄付金控除に関する証明書」で済むようになります。
「寄付金控除に関する証明書」は、特定事業者のサイトからダウンロードできるようです。
また、昨年末の時点で、登録されている特定事業者は、「ふるなび」「さとふる」「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」などが含まれています。
ふるさと納税の手続きが簡単になるので、うれしいニュースですね。
確定申告している人にしか関係ないニュースだけどね。
まとめ:短期的な下落に備える
2021 年 8 月の短期方針
引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う
下落局面が来ないので、何もやっていませんが、今月も同じ方針です。
先月とまったく状況は変わっていません。
私が主に投資している S&P500 は、直近1年間で 34% 上昇しています。
上昇のペースが非常に速いため、今後はこれほどのペースで上昇しない可能性は高いです。
私の資産は順調に増えていますが、順調すぎるため、ここ最近はおとなしく現金を貯めています。
したがって、先月と同じように、今月も引き続き積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しする準備をしておくことが、 2021 年 8 月の短期的な方針となります。
最近は投資ブームが来ているし、ここらへんで大きな急落がありそうなんだよね。
ご参考になりましたら幸いです。
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