【資産実績】2022年12月 (-359万円)

資産実績

この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。

過去の資産実績は、こちらをご覧ください。

投資目的・方針

私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は米国株式インデックスへの長期積立を主軸としています。

  • 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
  • 主戦場は米国株式 ETF
  • 米国株式インデックスへの積立投資を行う
  • 相場下落局面で、追加購入を行う
    コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも

投資目的、方針の詳細は、こちらをご覧ください。
》“となりの億万長者” の投資目的と方針

資産の運用実績

現在の資産合計は、約 4458 万円です

概要

金融資産の内訳

運用実績

詳細

今月も変わらず、約 22.5 万円を米ドルへ変えて VTI へ積立投資しています。

円高が続いているドル円相場の影響を受けて、私の資産も大きく下落しました。

かえる
かえる

ドル資産は為替の影響を大きく受けるよ。

米国市場では、これから (すでに?) リセッションに入る可能性が高いです。

J.P. モルガンから発行されている、Guide to the Markets 4Q 2022 によると、歴史的に見て、リセッション局面で米国株が下落する可能性は高いです。

Guide to the Markets 4Q 2022 の概要はこちらをご参考ください。
》【資産実績】2022年10月 (+456万円)

これからどこまで下がるか、気になるところです。

かえる
かえる

今は買付のチャンスを探っているよ。

ドル円チャート (USD/JPY)

次に、ドル円チャートを見てみます。
12 月のドル円は、11 月の相場と同じく、下落が続いています。

200 日移動平均線を突き抜け、下落トレンドになりました。

かえる
かえる

きれいなボックス相場になったね。

ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)

ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、青色が DXY、赤色が JXY です。

ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。

つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。

これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。

12 月は、DXY が下落、JXY が上昇しました。
10 月から変化したトレンドは、変わる様子を見せず、12 月も継続しています。

かえる
かえる

日銀の金融緩和見直しが、今月の大きいトピックだったよ。

S&P500 チャート

10 月に底値をつけた S&P500 は、200 日平均線に跳ね返されて、12 月は下落に転じました。

ボックス相場が続いているため、中期的にはもう少し下がるようにも思えます。

ただ、長期的にはどこまで下落が進むのか、方向性はよくわかりません。

かえる
かえる

今年の相場は難しかったね・・・。

経済・政治ニュース

  • NISA投資枠、制度拡充でどう変わる?
  • 日銀、異次元緩和を転換 10年目で実質利上げ

NISA投資枠、制度拡充でどう変わる?

NISA(ニーサ)投資枠、制度拡充でどう変わる? - 日本経済新聞
2022年12月13日の日本経済新聞朝刊1面に「つみたてNISA3倍」という記事がありました。政府・与党は、24年に恒久化するNISAの年間投資枠を拡充する方針を固めました。どのように変わるのでしょうか。ここが気になるNISAとは、株式や投...

2024 年に恒久化する NISA の年間投資枠について、つみたて型を 3 倍の 120 万円、一般型を 2 倍の 240 万円に増やす方針として、政府・与党は固めました。

生涯の投資上限は 1800 万円として、そのうち成長投資枠を 1200 万円とします。

一般型は23年末に廃止し、「2階建て」制度に移行する予定でしたが、複雑な制度が普及の邪魔になりかねないため撤回します。

政府は「貯蓄から投資」の流れをつくる柱として「NISA の抜本的拡充」を掲げており、口座数は 2 倍の 3400 万口座をめざしているとのことです。

出典:日本経済新聞「NISA投資枠、制度拡充でどう変わる?」
かえる
かえる

シンプルな制度になって、本当に良かった。

日銀、異次元緩和を転換 10年目で実質利上げ

日銀、異次元の金融緩和を転換 10年目で実質利上げ - 日本経済新聞
日銀は19~20日の金融政策決定会合で大規模緩和を修正する方針を決めた。長期金利の変動許容幅を従来の0.25%程度から0.5%程度に広げた。長期金利は足元で変動幅の上限近くで推移しており、事実上の利上げを意味する。アベノミクスの象徴だった異...

日銀は、19 ~ 20 日の金融政策決定会合で、長期金利の変動許容幅を従来の 0.25% から 0.5% に広げました。

最近の長期金利は変動幅の上限近くで推移していることから、事実上の利上げを意味します。

これまで、黒田総裁は許容幅の拡大について「金融緩和の効果を阻害する」として、否定的な考え方を示してきました。

しかし、20 日の記者会見では「景気にはまったくマイナスにならない」と、従来の見解を転換したとのことです。

かえる
かえる

円高ドル安の動きが進むから、ドル資産を買い増すタイミングが近いとも思えるね。

2022年の運用実績

2022 年最後の月となりましたので、今年の運用実績を見てみます。
種銭は会社員の給与所得のみです。

2021年12月末の資産

ちょうど1年前、2021 年 12 月末の資産は、約 4248 万円です。

一方で、今月末の資産が約 4458 万円となるため、1年間で 210 万円増えたことになります。

2022年は、積立で 270 万円買い増ししていることから、60 万円の損失がでました。

かえる
かえる

投資成績はほぼトントンだね。

2022 年はドル円の為替に振り回された1年でした。

S&P500 は年初から下落が続いている一方で、急激に円安が進んだことから、円ベースでの資産はあまり変わっていません。

2023 年は、米国がリセッションに突入する可能性が高いため、前半に株安となることが予想されています。

良いタイミングで、できるだけ買い進めるつもりです。

かえる
かえる

投資に見逃し三振はないから、気長に待つだけだけど。

まとめ:積立投資を続けつつ、下落局面で買い増しをする

  • 積立投資を継続する。
  • 下落局面で買い増しをする。

12 月の米国株は、ボックス相場の中で下落しているため、これからの方向性が不透明になってきました。

これからのリセッション局面で下落する可能性が高いため、まだ買い向かうチャンスはありそうです。

一括投資を行うタイミングは、こちらの記事をご参考ください。
》どっち? 積立投資 vs 一括投資【実例あり:組み合わせて併用する】


このことから、積立投資を続けて、株価の急落局面で買い増しすることが 2023 年 1 月の短期的な方針となります。

かえる
かえる

ベア相場は絶好の買場だから、どこかで買い増ししたいんだよね。

ご参考になりましたら幸いです。

コメント