この記事では、資産の運用実績を紹介します。
長期投資の一例として、参考・指標にしていただければと思います。
投資目的・方針
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私の投資目的は老後資金の確保です。
また、投資方針は S&P500 インデックスを主軸とした長期の積立投資です。
- 基本的にバイアンドホールド、売ることは考えない
- 主戦場は米国株式 ETF
- 米国株式 インデックスへの積立投資を行う
- 相場下落局面で、追加購入を行う
コモディティ、新興国株式、高配当株式など、割安であれば何でも
投資目的、方針の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
資産の運用実績
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現在の資産合計は、約 4248 万円です。
運用実績:概要
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運用実績:詳細
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積立投資の資金は、毎月変わらず 225kJPY (≒1,956USD) で、IVV を購入しています。
IVV の購入単位が 約 55kJPY となるため、毎月の購入金額は若干ばらついています。
購入は毎月の積立のみで、スポットでの積極的な買い増しは行っていません。
相場が過熱感を持っているように見えるので、しばらく様子見をしています。
12 月の分配金は 115kJPY でした。
特に使う予定はないので、いつものように投資資金に回す予定です。
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12月はサンタクロースラリーで上昇したよ。
ドル円チャート (USD/JPY)
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次に、ドル円チャートを見てみます。
11 月に1ドル= 112 円台まで下落していましたが、12月は 115 円台まで上昇しました。
私の金融資産はドル建てのため、ドル円の影響を強く受けます。
S&P500 の最高値更新とドル円の上昇により、私の金融資産の上昇は拡大しました。
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来年はドルの利上げが予定されているし、もっとドル高になりそう。
ドルインデックス (DXY)、円インデックス(JXY)
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ドル円チャートだけだとよく分からないので、ドルと円の価値をそれぞれ見てみます。
このチャートは、ドルインデックス (DXY) と円インデックス (JXY) を重ねたもので、青色が DXY、赤色が JXY です。
ドルインデックスは、複数の主要通貨に対する ドル (USD) の価値を示した指数で、分子がドル (USD) 、分母が複数の主要通貨になっています。
つまり、ドルの価値が上がるとドルインデックス (DXY) のチャートは上がって、ドルの価値が下がるとチャートは下がります。
これは、円インデックス (JXY) にも、同じ考え方が使えます。
12 月は、 JXY の下落が進みました。
直近5年間の最安値を破りそうな勢いで、円安が進んでいます。
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他の国が利上げしている一方で日本は利上げしないから、相対的に円の価値が下がっているよね。
S&P500 チャート
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12 月の S&P500 は、また最高値を更新しました。
ただ、サンタクロースラリーに期待した資金が集中しただけの、一時的な上昇にも見えます。
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最近、ようやく S&P500 が弱くなってきたよ。
経済・政治ニュース
- FOMC、テーパリングを2倍に加速 22 年の3回利上げを示唆
- S&P500 が最高値更新、今年 70 回目
FOMC、テーパリングを2倍に加速 22 年の3回利上げを示唆
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Bloomberg の記事によると、米連邦公開市場委員会 (FOMC) は、テーパリングを2倍に加速させて 22 年の3回利上げを示唆しました。
「インフレ動向および労働市場の一段の改善」を反映したとのことです。
米国のインフレ指数
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米国のインフレ指数を見てみると、去年の同じ月とくらべて、直近では 6.8% に上昇していることがわかります。
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こんなに物価が上がると、住んでいる人は自分たちの将来が不安になるよね・・・。
インフレ抑制のため、FOMC は金利を上昇させて現金を借りにくくする (現金の流動性を下げる) と判断しました。
このことは、金利上昇により与えられるダメージを、金融市場が吸収できると判断したとも読み取れます。
一方で、
- 金融緩和の開始により上がった相場が、
- 金融緩和の終了により下がる
ことは、簡単に想像できるため、22 年の相場はボラティリティが高くなることが予想されます。
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もう少し上昇相場を楽しみたかったよ・・・。
S&P500 が最高値更新、今年 70 回目
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こちらも Bloomberg からですが、記事によると、S&P500 指数が今年 70 回目の最高値を更新したとのことです。
なんとなく、そんな気はしていましたが、S&P500 がこんなに最高値を更新することは、歴史的に珍しかったようです。
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2021 年は 1990 年から数えて、最高値更新の回数が過去2番目でした。
実際に投資してみると動きがよくわかるのですが、確かに今年の S&P500 は例年にない強さを持っていました。
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上がりすぎて、逆に不安になるくらいには上昇していたかな。
2021年の投資実績
2021 年最後の月となりましたので、今年の投資実績を見てみます。
種銭は会社員の給与所得のみです。
2020 年 12 月末の投資実績
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ちょうど1年前、2020 年 12 月末の投資資産は、約 2738 万円です。
一方で、今月末の投資資産は約 4248 万円ですから、1年間で 1510 万円増えました。
この記事でも紹介したように、今年は S&P500 がとても強かった1年でした。
大きなリターンが得られたように見えますが、長期投資において1年間のリターンはただの運試しです。
10 年、15 年後に「あのころ投資しておいて良かった」と思えるように、投資方針を守って投資を続けたいと考えています。
私の投資目的と投資方針は、こちらの記事をご参考ください。
まとめ:短期的な下落に備える
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引き続き、積立投資を行いつつ、下落局面で買い増しを行う
ここ1年くらい、短期方針は変わっていません。
自分で決めたルールにしたがって、積立投資を続けています。
2021 年、新型コロナによる経済低迷や、インフレ率上昇などの不安要素はありましたが、極端な金融緩和によって、米国相場は大きく上昇しました。
ただ、今後はテーパリングの終了と金利上昇が予想されるため、ボラティリティが高くなることが予想されます。
このことから、先月と同じように積立投資を行いつつ、現金を貯めることが 2022 年1月の短期的な方針となります。
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今の米国相場は、まだ買い時ではないと思うよ。
ご参考になりましたら幸いです。
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